相談相手の見極めが大事

仕事をしていると、人間関係や仕事内容に悩みを抱くこともあるだろう。
理想的な相談相手と言えば直属の上司になるのだろうが、悩みの内容によっては話ができない場合も多い。
そういった場合、相手をきちんと見極めなければ、想像もしていなかったようなトラブルを起こしてしまうことも少なくない。

例えば、自分に嫉妬心や敵対心を抱いている相手を信用してしまうと、マイナス思考な返答しか返ってこない可能性が高い。
有益な解決策が導かれることはなく、かえって悪い状況へと導かれてしまうのだ。
そればかりか、話の内容がなぜか上司に漏れていたということもあり得る。
自分に対してライバル心を抱いていると少しでも感じた相手には、相談しないことが得策である。

同僚であれば、相手の性格をよく見極めるべきである。
また、会社に対して不満を抱いている人も、相手としてふさわしくない。
不満をこぼす程度であれば同意を得られるので有効な相手かもしれないが、相談をしたい場合は会社自体の批判につながってしまうため、有効な返答を得られることはない。
迷っている場合は特に偏った意見を受け入れてしまう可能性も高いので、避けた方が無難だ。

最後に、会社員として経験の浅い人から解決策を得ようとしても、仕事をする人の心理を深く理解していないため、浅い返答しか得られない可能性が高い。
働く人の心理をしっかりと分かっている相手を選ぶことも、ポイントの1つである。